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瓦礫屋

芸能人の事。ニュースの話。日常の為になる事。http://karihumi.com/_kari/大事だと思った事。小遣い稼ぎなど、色々載せていきます。

望月三起也さん余命告白!病名は?

望月三起也さん余命告白】(上)最後の作品づくり「半年あれば何とかなる!」

 『ワイルド7』などで知られる漫画家の望月三起也さん(77)が終活WEBソナエのインタビューに応じ、肺がんが見つかり、「長くて1年、短くて半年」との余命宣告を受けたことを明らかにした。余命宣告を受けた時の思い、残り少ない人生について赤裸々に語った。

~漫画『ワイルド7』の望月三起也さん、がん告白 余命半年 「人生の締め切りに『新選組』描く!」 ~SankeiNews動画             ◇  人間の性(さが)というか、僕自身の性格なのかもしれない。隠していることのつらさっていうのがあるんですよ、病気を。ごく親しい仲間は分かっているけど、絶対に口にしないんだ。  昨年の12月ごろ、ファンとの集まりがあったんですが、その時、顔色が悪くて、参加した半分くらいの人には、ばれちゃったかもしれないって思っているんです。みんなに心配かけるからって、その時は嘘ついておいた方がいいと思った。でも、どこかで公式に言っておかないといけないと考えて公表することにしたんです。 ■医師からの呼び出し、「余命宣告」を覚悟  がんがみつかったのは、2015年11月ごろです。5年ほど前にすでに肺がんの診断を受けて手術も受けました。そこで抗がん剤の点滴治療を始めたら影が薄くなった。普通なら転移する可能性があるんだけど、先生も「どうしてそうなるのか分かりません」って言うくらい回復したんです。執筆活動は変わらずにやって、大好きなサッカーも十分できた。「人間好きなことをすると、免疫力が高まるんでこっちが進まなくなったんだよ」って。そういわれました。ところが、ちょっと体力が落ちてきたんですね。それが兆候だったのかもしれません。検査を受けたら、再び肺に見つかっちゃった。  先生からは「薬で進行が止まるかもしれない」と言われたんですが、やっぱり止まらなかった。「(病院に)来てください」と言われた時は「今度こそ宣告だぞ」ってかみさんと自分は何となく分かっていましたね。「長くて1年、短いと半年」ということでした。2人とも普通に聞いていましたね。かみさんもその辺は結構強いですよ。  先生は「自分が持っている酵素みたいなもので、がんの進行が抑えられることもある。あんまり先のことは考えないでください」と言っていましたが、宣告から2日間くらいは、「どうしようかショック」みたいなものがありましたね。家族のこと、仕事のこと。寝ていることが多くて、いろいろ考えましたが、やっぱり仕事だと思いましたよ。 ■「新選組」を人生の締め切りに  再発が分かる前に、ちょうど出版社と打ち合わせをしていた1冊があったんです。これだけは半年あれば、何とかなるかなと考えました。それが、新選組が北海道で戦う話なんですよ。  〈望月さんは1979年から80年にかけて、新選組を題材にした『俺の新選組』を週刊少年キングに連載していた。壬生浪士の上洛から芹沢鴨暗殺までを描いた作品。今回の作品は、その続編に当たるという〉  『俺の新選組』のころは、ほかに描きたいものが出てきて。それで、いかにも続きがあるよっていう終わり方にしたんです。それで心残りがあったんです。土方歳三は戦況が悪化し、北へ北へと向かう。五稜郭の戦いを描けば、土方歳三が死ぬ。新選組のストーリーは、これで完結できます。  昔から新選組が好きだったんです。子母澤寛(しもざわ・かん)の小説を読んで「いいな~」と思ってから、新選組の小説が出るたびに買って読んでました。いろいろな見方があって、自分も小説を書くとしたら新選組とずっと思っていたんですよ。日本人にとってどこか特別な存在ですよね。『俺の新選組』については、ファンからも「続きがみたい」とよく言われていたんです。イベントで、ちょっと、そんなことをにおわせたら、えらい大喜びでした。 ■描き上げるまで生きる自信ある  『俺の新選組』の時も京都に行ったりしたんだけど、取材に行くとすごいイメージが湧いてくるんです。なので、今回も北海道函館の五稜郭は絶対おさえておきたい。春には車いすでもいいから行ってこようと思っていますよ。  めまいやふらつきはあるけど、人の悪口がいえるほど頭ははっきりしています。こうやってしゃべっていても、呼吸が苦しくなることも今のところないんです。  デビュー55周年を記念して3月に東京・池袋の東武百貨店で『ワイルド7』の展示即売会をやるんです。体調次第ですが、3月下旬に予定されているイベントには顔を出すつもりです。  〈3月17~30日に東武百貨店で開催中の『望月三起也作品展』には、ぶんか社コミック文庫の表紙原画や『ワイルド7』のオリジナルプリントなど約50点が展示される。望月さんは27日に会場を訪れる予定だ〉  まあ、みんなは、ぼくの代表作を『ワイルド7』っていうけど、自分の代表作はまだできていないと思っているんです。だって90歳くらいまで生きられると思っていたから。そのうちに代表作を描こうって思っていたんだけど、こんなことになって、人生の締め切りが入っちゃった。もう少し延ばしてよ~って言いたいけど、仕方がない。だから、この作品で締め切りにしたい。そして、自分の「代表作」といえる作品に仕上げたい。このところ、自分で「やりたいな」と思っていたことがすべて実現できている。だから、この作品も描き上げるまでは命が持つだろうって、変な自信を持っていますよ。             ◇  もちづき・みきや 1960年漫画家デビュー。69年から10年間にわたり連載された『ワイルド7』で漫画家としての地位を固めた。大のサッカーファンで、芸能人らが集うサッカーチーム「ザ・ミイラ」の監督を務めている。主な作品として『ケネディ騎士団』『秘密探偵JA』『マシンハヤブサ』など。横浜市出身。